NeesWeek日本版に、
「平均的な労働者はどん底に落ちる」
という題名でこれからの世界について、鋭い分析がなされています(x_x)
http://m.newsweekjapan.jp/stories/business/2012/01/post-2416.php
マーケティングの世界的なカリスマとして知られる人が、TVインタビューで語った言葉なので、リアルです。
多くの企業にとって、
人財(人の宝)は1割。
人材(人の材料)は2割。
人害(利益を出さない存在)が7割。
と言われて久しいです。
企業は本来【人財】だけを雇い続けたいのであって、
それ以外は入れ替えのきく人件費にしたいのが本音です。
終身雇用や年功序列というのはある時期の日本に成り立っていた特殊なシステムです。
「利益にならないやつはすぐにクビにできる」
というのが歴史的、そして世界的な常識だからです。
私は、それを「いいことだ」と思っているわけでありません。
1960年代〜90年代のサラリーマンは、仕事ができる一部の人があげた利益を、大多数の「その人じゃなくてもいい人」が分け合って平和に暮らして来たわけです。
それで社会が成り立ち続けるならそれもいいと思います。
しかし、グローバル化に伴い、世界の国境がどんどん無くなって、世界の人件費と競争しなければならなくなった今、それで企業が成り立つわけがありません。
その巨大な流れをを政治や法律の力でどうにかすることはできません。
「自由競争から保護された組織」が結局はどうなるか?
独立行政法人や、公務員や、JALや、東電や原子力保安委員会の問題を見ればわかることです。
おそらく10年後までには日本も(公務員も含めて)正規非正規社員の区別はほとんどなくなっているでしょう。
それが、世界の多くの国の常識だからです。
そういえば先日のMTGでマリリンが、
昔の【3K】=モテる男の条件は「高学歴」「高収入」「高身長」だったけど、
これからの時代の【3K】って知ってる?
って、訊いてました。
それは「経済力、計画力、決断力」だそうです。
このまま行けば、自分の未来はどうなるのか?
ということを全く考えてないイメージ力=計画力の無さ。
そして、事態が変っているのに、今までの自分の常識やどうでもいいプライドに囚われて、決断できない人はこれからの時代にはダメだということです。
そんな時代の中で、Awの安定した収入はますます価値を高めていってます。
それが世界的にこの企業がいまだかつてないほど伸びている背景だと思います。
リスクの無いチャレンジ、せいぜい誰かにNOと言われて心が傷つくだけ。
そんなビジネスにすらチャレンジできない人は、
ひとことで言えば「臆病なグズ」だと思います。
キツい言い方ですが、それがこの世界のリアルなのです。
私の感覚では、40代50代でこの事をリアルに感じている人は少なく、
(もしくは感じていても感じてないフリをして生きてる)
30代もかなり甘い人が多いです。
でも、今の20代、特に女性は、そういう時代であることを鋭敏に捉えている人が多いと思います。
ある意味、高度成長期が始まる前の日本の常識に戻ったとも言えます。
なので、今の若者はAwビジネスをなんの偏見も無く、素直に受け入れてチャレンジする人が増えているんだと思います。
Facebookの売上が37億ドル。
AWは、その倍を楽に越える売上の企業なわけです。
その企業と直接契約をして、出来上がった仕事を、その企業が直接評価し続けてくれる。
そんな安定性の高い収入を作れる仕事が他にあるでしょうか?
時代はもう、はっきりと変ったのです。