2013/05/08

【料理に使う 砂糖について】

極力使わない方がベター


料理に使う 砂糖を 黒砂糖に変えたり 三温糖に変えたりする人が多いのですが 

もそも特段の事情が無い限り 極力お砂糖は使わない方がベターです。


ただし「スイーツ」等は別ですよ。
あくまでも料理のお話し♪



近年 砂糖を多用して せっかくの自然な味を
壊してしまってる料理が多いと感じます。

極力使用しないで 自然の味を生かした方が良いです。

どうしても甘味が欲しいときは「味醂」を使いましょう。


さて 黒砂糖にはミネラルやビタミンが入っていて良い
白砂糖はミネラルやビタミンが無いから体に良くないっとか
漂白していると思っている方が非常に多いですが
砂糖精製工程は活性炭等のフィルターで ろ過し透明になります。
それがまとまると白く見えるのです。

精製前が粗糖 俗に言う黒砂糖ですね。
そして精製して最初に採れるのが
グラニュー糖 次が白砂糖 そして三温糖です。

その都度 煮詰め 三回程度煮詰めるから 
「三・温・糖」と言います。

つまり三温糖の色は白砂糖が焦げた色なんですね。
白砂糖よりも加工度も高く 黒砂糖とは まったく違う物なんです。



それが終わると残った物は廃糖蜜と言い
真っ黒な状態で 砂糖としては結晶化 出来無いので
化学調味料会社や焼酎製造会社等へ売り渡されます。 



どちらにしてもミネラルやビタミンは 砂糖からはほとんど摂れません。

ビタミンやミネラルの一日の栄養所要量を砂糖から摂ろうとしたら その前に糖尿病になってしまいます(苦笑)


[図表参照]


ミネラルやビタミンに こだわるなら 砂糖にこだわるよりも その他の食材に こだわった方が良いのです。


砂糖は江戸時代中期まで 元々贅沢品であり昔は誰もが簡単に食べられるような物では有りませんでした。



現在 原料糖の約9割が 輸入されています。
おもな輸入先は タイ オーストラリア 南アフリカとなっています。



改めてお砂糖の使い方を 考え直してみてはいかがでしょうか?